哺乳類の生理学から バクテリアのウイルスまで生理活性物質の検索からX線結晶解析までなんでも面白そうなことはやってみましょう、という 実にいい加減で節操のない研究室ですが、許してやって下さい。
○巨大タンパク質の分子集合機構、サブユニット間の相互作用の解析 ( ファージ研究会のホームページへ)
いくつものタンパク質が会合して形成されるタンパク質の超分子構造の形成に関わる分子集合の仕組みを遺伝子工学、タンパク質工学の手法を用いて研究します。 将来的にタンパク質によるナノマシンのデザインや開発に繋がるような研究を目指しています。研究対象としてウイルスやファリチンといったタンパク質とその 遺伝子を使用します。○Gタンパク質共役受容体のリガンドの検索と機能の解明
Gタンパク質共役受容体は細胞膜上にあって、ホルモンや神経伝達物質と結合して細胞内 に情報を伝えるセンサーとして働いています。 このGタンパク質共役受容体に結合して薬理活性を示す物質を同定して、生体内の制御機構を調べます。将来的に新しい薬の開発に繋がるような研究を目指しています。
養蚕はかつて群馬県の主要な産業でしたが、現在はその規模が小さくなってきています。しかし、 日本でトランスジェニックカイコを作出する技術が開発されたことで、カイコの産業利用についてさまざまな可能性がでてきました。 トランスジェニックカイコから生糸以外の産物を得られるようにすることで、 遺伝子のことを勉強した若い群馬大学卒業生と カイコ の飼育に習熟している高齢者 が一緒に働けるような環境を実現することを目指して います。
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